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子どものこと、「分かっているはず」は意外と多い。

日々の診療の中で、親子で見解が異なることがあります。

例えば、親は

・小学生のときから仲のいい友達と言えば1人か2人くらいで、クラスの友達とあまり仲良くしてた印象はない。もしかしたら仲間外れにされていたのかも。人付き合いは苦手だと思う。
・よく図書館で一人で本を読んでいることが多くて。もっと外で遊んだらいいのにと思っていた。
・中学生になって不登校気味なのに、「塾に行きたい」と甘えも出ていて。。。

という訴えなのに対して、子どもは

・よく遊ぶ友達は数人いる。クラスの友達とは普通に話すし、特に困ってることはない。
・本を読むことが好きで図書館によく行く。一番落ち着く場所。職員さんともよく話す。
・ちょっとした体調不良から学校に行けない日が増えた。学校には「行かないといけない」と思うけど、授業で分からないところも出てきたから行くのが億劫になってる。塾に行って「みんなに追いつきたい」と思ってるけど、親はダメだって。。。

(※症例は実際のものから大きく改変しています)

こうした認識のズレが、結果的に不登校の長期化などに繋がることも少なくありません。

正直なところ、早い段階で親が子どもの現状を把握し、親身に相談に乗って親子で解決に向かっていれば、精神科を受診するまでには至らなかったのでは……と感じることもあります。

「子どものことはよく分からないから、学校や医療機関に丸投げ」となってしまう親御さんがいるのも事実です。

だからこそ、日頃から子どもと「日常の出来事を話す習慣」をしっかり作っておきたいですね。

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この記事を書いた人

Dr.流星 – 精神神経学会専門医。精神保健指定医。
現役の精神科医であり、父親として日々子育てに奮闘中。
日々子育てに関連のある医学論文を読み、「科学的根拠に基づいた育児」をテーマに、子どもの心と脳の発達、メンタルケアについて情報を発信しています。現役パパだからわかる子どもの発達に関するリアルな悩みに寄り添いながら、家庭で実践できるヒントも紹介。ガジェット好きでもあり、育児に役立つ家電や子育てグッズを色々と試しています。子育ての悩みを軽減し、家族のメンタルヘルスを良好に保つ…そんな子育てに役立つ知識をお届けしていきます。

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