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「勉強好き」になる育て方 ⑤中学生(13~15歳)

こんにちは、Dr.流星です。

中学生は思春期真っ只中であり、脳の発達も大きく変化する時期です。報酬系が非常に活発になり、短期的な成功や達成感が強力な動機づけとなりますが、同時に感情の揺らぎも大きく、自己管理が難しくなることもあります。まだまだ親のサポートが必要です。

今回は、中学生が学びに対して前向きな姿勢を維持するために、この時期の脳の特性、個人に合った効果的なモチベーションの与え方、親の関わり方、そして学習環境の整え方についてお話ししていきます。親としてどのようにサポートできるか、一緒に考えてみましょう。

脳の発達と思春期の特性

中学生は思春期真っ只中であり、脳の発達にも第二次成長期ともいえる大きな変化が起こります。MRI研究によれば、10代前半は感情や欲求を司る大脳辺縁系(報酬系を含む)が非常に活発化し、一方で判断や抑制を司る前頭前野の成熟が追いついていない状態です(前頭前野は28歳頃まで成長すると言われています)。その結果、情動が揺れ動きやすく、衝動的な行動やリスクテイクが増える傾向があります。例えば、友達に誘われるとテスト勉強より遊びを優先してしまう、計画を立てずに場当たりで動く、といったことが典型です。しかし、これはネガティブな面ばかりではありません。最新の研究は、10代の脳は報酬に対して非常に敏感であるため、大人より学習効率が高いことを示唆しています。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のガルヴァン博士らの研究によれば、ティーンエイジャーは新しい課題を学習する際の脳の報酬中枢の活動が大人より大きく、それが環境から効率良く学ぶ原動力になっているとのことです。つまり、興味を引かれることや成功体験があると、大人以上に強く脳が反応し吸収できるのです。脳の可塑性もまだまだ高く、第二の臨界期とも呼ばれます。特に、社会性や自己認識に関する脳の発達が著しく、仲間との関係から多くを学ぶ時期です。学習面では、記憶力・理解力は小学生より高度になり、抽象的な概念(代数や哲学的問いなど)も扱えるようになります。ただ一方で、注意力の分散が課題になることもあります。脳が快楽刺激に流れやすい面があり、スマホやゲームといった誘惑に負けやすいのです。さらに、身体的な成長に伴う睡眠リズムの後退(夜型化)もあり、慢性的な睡眠不足が前頭前野の機能を低下させ、集中力を欠く中学生も少なくありません。脳科学的には、思春期は「報酬系=フルスロットル/制御系=まだ発展途上」の状態と言えます。だからこそ、適切な環境と導きがあれば飛躍的に伸びる可能性があり、逆に放任すると学習より快楽追求に傾きやすい危うさもはらんでいます。この脳の特性を理解した上で、適度な挑戦と報酬を与え、自己制御力も養えるようなサポートが必要です。加えて、ストレス反応にも敏感な時期です。過度なストレスは思春期の脳に悪影響を与え、記憶や意欲に関わる海馬や扁桃体の回路を変形させる恐れがあると指摘されています。そのため、受験など、プレッシャーのかかるイベントに向けても、過剰な緊張や不安が継続しないようメンタル面のケアも大切です。まとめると、中学生の脳は「高性能だがアンバランス」です。これを踏まえ、報酬の力を上手く使いながら自己管理を教えていくことが、勉強への前向きな姿勢を維持させるポイントになります。

モチベーションと報酬系の特徴

前述の通り、中学生の脳は報酬への感度が非常に高いです。つまり、ご褒美や達成感などのポジティブな刺激があると、ドーパミンが多く放出され学習効果が上がりやすいと考えられます。逆に、報酬が感じられないと急にやる気を失うこともあります。この特性に対応するには、短期的な目標と報酬を上手く設定することです。長期目標(高校受験で志望校合格など)だけだと中学生には遠すぎて実感が湧きません。そこで、例えば「今週の英単語テストで90点以上を取る→達成したら週末に映画に行く」などと身近なターゲットと見返りを決めるのは有効です。また、サプライズ的な報酬も有効です。例えば、目標であった90点を超えて、100点が取れたなどあれば「100点はすごいこと。頑張った成果だね」と特別なお小遣いをあげてもいいでしょう。さらに理想を言えば、徐々に内発的報酬にシフトさせていきます。つまり、映画やお小遣いなどの外的ご褒美がなくても「90点取れた、自分やればできるじゃん!」という自己効力感や達成感そのものを喜べるように仕向けます。親や教師はその達成感を共有し、「続けることは大変だけど、本当によく頑張ったね」「努力が結果に繋がったね」と言語化して伝えましょう。他者から認められること自体もこの年代には強い報酬です。研究でも、親からの承認や賞賛は10代の学習動機づけにプラスに働くとされています。一方で、中学生は反抗心や自主性も強まっています。「勉強しなさい」と頭ごなしに言われると反発し、モチベーションが下がることもしばしばです。そこで、なるべく本人の意思を尊重した声かけをします。例えば、「目標にしている○○高校に行くためには、今これを頑張る必要があるんだよね。応援してるよ」というように、勉強するかどうかの最終的な選択は本人に委ねるニュアンスを含めます。心理学の自己決定理論でも、自律性の支持は内発的動機づけを高める重要な要素とされています。報酬系に絡めて言えば、自分で決めた目標を達成した時の方が、外から強制された課題をやらされた時よりも脳の快感は大きいのです。したがって、親が「~しなさい」ではなく「どうしたい?」「何を目標にする?」と問いかけて子どもに決めさせて、その上でサポートすることが望ましいです。もちろん、現実には嫌でもやらねばならない勉強もあります(苦手科目の克服など)。その際は学習そのものを工夫して楽しくする方法を検討します。例えば、ゲーム性を持たせる、友達と競い合う、勉強法を変えてみる(動画教材を使ってみる、親と問題を作り合う)などです。特に友達と一緒に勉強すると、社交欲求と競争心が刺激されて集中できる子も多いです。学校の休み時間にミニテストを出し合うとか、放課後図書館で自習して「テスト勉強、どこまで進んだ?」と報告し合うなど、仲間と互いに報酬を与え合う仕組みも利用できます。さらに、内発的動機づけを維持するために、子どもが関心を持つ分野はどんどん追求させましょう。例えば、歴史好きなら関連する本や映画を与え、科学好きなら実験キットや科学教室に参加させるなど、学校の勉強以外でも「知的好奇心が満たされる喜び」を感じられる機会を提供します。そうすると、「学ぶこと=楽しい」という感覚を思い出し、たとえ他の科目がつまらなくても踏ん張る気力が湧きます。最後に、失敗との向き合い方もモチベーションに関わります。思春期はプライドが高くなり、失敗するとすぐ投げ出したくなる子もいます。親は失敗を責めず、成長の機会として捉えるマインドセットを教えます。例えば、テストで悪い点を取っても、「今回はどこが難しかったかな?苦手を克服できれば次はすごく点数も上がるよ。伸びしろが大きいってことだね」と前向きに分析させ、努力すれば能力は伸びると伝えます(成長マインドセットの涵養)。これは将来的な学習意欲維持に極めて重要で、短期の報酬より長期の姿勢に影響します。総じて、中学生のモチベーション管理は「適度なご褒美」「自主性の尊重」「失敗のケア」がキーワードです。脳の報酬システムを上手に刺激しつつ、内なる意欲の火が小さくとも維持できるサポートしていきましょう。

親の関わり方

中学生になると、親から離れ始める時期とはいえ家庭の影響は依然大きいです。特に日本では高校受験が控えているため、親もつい力が入ってしまいますが、子どもとの関係性を良好に保つことを最優先してください。まず、コミュニケーションの質を高めます。頭ごなしの命令や説教は逆効果なので、対話を心がけます。勉強についても「最近どう?困ってることない?」と相談に乗る姿勢で話題に出します。例えば、「数学の塾、授業分かりやすい?」「面白い先生はいるの?」など具体的に尋ねれば、子どもも話しやすいでしょう。子どもが「別の参考書が欲しい」「勉強法を変えたい」と提案してきたら尊重し、学習方法について考え、一緒に本屋に行って選ぶくらいの協力をします。一方で、自分から多くを語りたがらない子もいます。その場合は無理強いせず、「何か助けが必要な時は言ってね」と伝えて待ちます。親が常に見守ってくれている安心感が、中学生には重要です。実際、国立教育政策研究所の研究などでは、親が心理的に支えてくれているという感覚がある中学生ほど、学校適応や学業成績が良好との結果が出ています。つまり、親子関係の安定が勉強への意欲を下支えするのです。次に、適度なルールを設定します。中学生は多忙で生活リズムが乱れがちなので、家庭で最低限のルールを設けると勉強もしやすくなります。例えば、「夜10時以降はスマホをリビングの決められた場所に置く」「テスト前1週間はゲーム禁止(時間短縮)」などです。これらは子どもと話し合って決め、「約束」として守らせます。ただし、守れなかったときの罰は厳しすぎないようにします(罰がきつすぎると反発心から逆効果です)。むしろ、守れたときに褒める方に重点を置きましょう。「ちゃんとルールを守って偉いね。自制(我慢)できるのはすごいよ」と親が認めれば、子どもは自分の自己管理能力に自信を持ちます。親の関与のもう一つの側面は、学習のサポート資源を提供することです。学校の勉強だけで補えない部分は、塾やオンライン教材、家庭教師などの利用を検討します。ただし、本人が嫌がっているのに無理に塾漬けにすると逆効果です。あくまで子どもが必要と感じるか、行ってみたいと言うかを基準にします。情報収集や体験入学など親がリードして良いので、最終判断は子どもにさせます。また、中学生は進路選択という大きな課題にも直面します。将来の夢や行きたい高校の話など、折に触れて対話しましょう。親の経験談を話すのも役立ちますが、「お父さんはこうだったから君もこうしなさい」という押し付けはNGです。あくまで一つの参考意見として述べ、「あなたはどう思う?」と子ども自身の考えを引き出します。例えば、「お母さんは高校生の時文系に進んだけど、今思えば理系科目ももっと勉強しておけば良かったと思うよ。今のところは理系と文系どっちに興味あるの?」など、自分語り7割・子どもの意見3割くらいから始め、徐々に子ども主体にシフトするイメージです。親がオープンマインドで話を聞いてくれると子どもが感じれば、将来についても前向きに考えやすくなり、そのための勉強にも身が入ります。さらに、精神面のフォローも忘れずに。思春期は学校・塾や友人関係でストレスを抱えやすく、それが学習意欲の低下に直結することもあります。例えば、部活が上手くいかない、失恋したなどで落ち込んでいる時に、勉強に集中しろと言っても無理な話です。親としては勉強も大事ですが、子どもの心の健康を第一に考える姿勢を示しましょう。必要なら塾を休ませてリフレッシュさせる、学校の先生と連携して様子を見てもらうなど柔軟に対応します。子どもは「自分の気持ちをわかってくれる人がいる」と思えれば、落ち着いた時にまた勉強に戻ってきやすいです。逆に「どうせ親は成績しか見てない」と感じると反発し、勉強嫌いにもなりかねませんので注意が必要です。最後に、モデリングの観点から言えば、親も何かチャレンジする姿を見せるのもよいでしょう。例えば、資格勉強を始めたり、新しい趣味に打ち込んだりする姿は、言葉にしなくても「大人になっても学び続けること」のモデルとなります。もちろん、反抗期の子はあからさまに親を真似たりはしませんが、内心では親の姿勢を見て学んでいます。言葉遣いや行動習慣というのは、やはり親や友人から受ける影響が大きいのです。「勉強=受験のためだけの苦行」ではなく「人間成長の一環」だと伝えるためにも、親自身が学びを楽しむライフスタイルを見せられれば理想的です。以上、中学生期の親の関与は「見守り7割、介入3割」くらいのバランスをイメージしてください。土台として暖かい家庭環境を維持しつつ、要所では助言や環境整備を行い、子どもが自らの力で学び取っていけるよう、陰ながら支えることが、勉強への前向きな姿勢を長続きさせるカギです。

学習環境の整備と自律的環境選択の支援

中学生になると、子ども自身が「自分はこの環境だと集中できる/できない」という自己認識を持ち始めます。親は、それを尊重しつつ適切な環境選択ができるようサポートします。まず家庭内では、子ども部屋で勉強するかリビングで勉強するかについて、子どもと話し合って決めましょう。自室には誘惑も多いですが、自分だけの空間で静かに取り組めるメリットもあります。リビングは親の目が届きサポートしやすいですが、テレビや家族の出入りで落ち着かないこともあります。それぞれの利点・欠点を踏まえて、「平日はリビング、休日は自室」など柔軟に決めても良いでしょう。自室で勉強する場合、スマホやゲーム機は別室に置くなどのルールを徹底します。どうしても必要な時(学校の連絡を見るなど)以外は触らないようにさせます。最近は勉強中にスマホを遠ざける専用ボックスやタイマーも市販されていますが、そこまでするかは各家庭の判断です。親が定期的に様子を見に行く、あるいは進捗を後で報告させるなどでも十分でしょう。しかし、この頃になると子どもも狡猾になり、親の目を盗んで遊んだり、勉強していると嘘をついたりが上手になります。笑って許してもいいですし、親に嘘は通用しないんだぞという姿勢を貫いてもいいと思います。そこにも各家庭の”色”があるかもしれません。また、夜更かしにも注意が必要です。思春期の子どもは夜型になりがちですが、睡眠不足は集中力低下と意欲減退につながります。家庭としては、「夜○時以降は勉強しないで寝る」というルールを決めることも検討してください。どうしても夜型になってしまう子には、朝早起きして勉強する習慣を提案します。朝の方が頭が冴えて効率が良いと実感できれば、本人も前向きにシフトするでしょう。環境としては、朝日を浴びながら明るい部屋で勉強できるようにカーテンを開けておく、夜は逆に寝やすい暗さ静かさを確保する、といった日内リズムに応じた環境調節も有効です。さらに、家庭外の環境も活用します。図書館の自習室や学校の学習室、塾の自習スペースなど、集中しやすい場所が利用できるなら積極的に勧めましょう。特に同年代の子が頑張っている姿を見ると刺激を受け、「自分もやろう」という気持ちになることがあります。自習室ではスマホ禁止のところも多いので、強制的に勉強に向き合える利点もあります。ただし、帰宅時間が遅くならないよう、安全面の配慮は必要です。グループ学習する場合は、自宅に友達を呼んで一緒にやるのも方法です。その際はリビングなどオープンスペースを使わせ、親は適度におやつを差し入れる程度で干渉しすぎないようにします。他人の目があることで集中できるタイプの子もいるので、勉強会を開くのは良い刺激になります。環境要因として騒音対策も引き続き重要です。思春期は意外と音に敏感です。兄弟姉妹がいる場合、オンライン授業や遊びの音が邪魔になることもあります。可能であれば部屋を分ける、防音(ノイズキャンセリング機能付き)イヤホンや耳栓を用意するなどの対策を取りましょう。欧州の報告では、交通騒音に晒されて育った子どもは不安感が高まり学業にも影響が出たとされています。家庭で完全な静けさは難しくとも、騒音ストレスを減らす工夫は成績のみならずメンタル面にも寄与するのでしっかりと対応します。照明や室温についても、子どもの好みが出てくるでしょう。例えば、「ちょっと暗めの方が落ち着く」「寒い方が頭が冴える」など。それが極端に健康を害するのでなければ、できるだけリクエストに応じます。デスクライトの明るさ・色温度を調節できるものに買い替える、エアコンの温度設定を子どもだけ少し低めにする等の調整が可能です。自分で環境を調節することで、「自分は集中できる環境を自分で作れる」という自己効力感も育ちます。中学生には、親がすべて整えてあげるのではなく、子ども自身がベストな環境を試行錯誤し作り上げるプロセスも経験させると良いでしょう。親はそれをサポートする立場です。以上、中学生の学習環境では家庭内外のリソースを活用しつつ、子どもの自己管理スキルを伸ばすという視点が加わります。適切な環境選択ができれば、勉強への取り組みも質が上がり、「勉強することは気持ちいい(テンションが上がる)」「今日はすごく集中できた」というポジティブな経験が積み重なり、勉強好きな姿勢へとつながっていくでしょう。

中学生(13~15歳)

  • 脳の発達
    • 前頭前野の成熟はまだ不十分だが、報酬系が活発で学習に直結しやすい。
    • 適度な報酬は学習効率を高くするが、衝動的な行動も多い。
  • モチベーション
    • 短期的な報酬と長期的な目標をバランスよく設定。
    • 友人や仲間との学習が強力な動機づけに。
  • 親の関わり方
    • 反抗期に配慮し、対話を重視して「困ったら助ける」くらいの関わり。
    • 「見守り7割、介入3割」と自主性を尊重しつつ、心理的サポートも忘れずに。
  • 学習環境
    • 静音環境や視覚刺激の管理が引き続き重要。子ども自身が試行錯誤できるように。
    • 自宅以外の学習場所も積極的に活用しつつ、自己管理スキルを伸ばす。
参考文献・情報源
  1. 乳児期の脳発達
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  4. 学習習慣と学力
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  6. 思春期の脳の発達
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この記事を書いた人

Dr.流星 – 現役の精神科医であり、父親として日々子育てに奮闘中。
「科学的根拠に基づいた育児」をテーマに、子どもの心と脳の発達、メンタルケアについて情報を発信しています。現役パパだからわかる子どもの発達に関するリアルな悩みに寄り添いながら、家庭で実践できるヒントも紹介。ガジェット好きでもあり、育児に役立つ家電や子育てグッズを色々と試しています。子育ての悩みを軽減し、家族のメンタルヘルスを良好に保つ…そんな子育てに役立つ知識をお届けしていきます。